古民家事件簿

古民家同棲カップルが直面した風呂にシャワーがない問題

古民家で同棲生活中の私たち。

私たちは古民家での生活を甘くみていたのかもしれません。

このご時世に、煙突がある?

まず現在の古民家に引っ越してみて、一番に驚いたことは煙突?らしきものが家の中にあるということです。24歳の僕は、おそらく一般的な家庭で育ってきて、ずっとマンション暮らしだったこともあり、煙突のある家などみたことがありませんでした。

これ、使えるの?

そして煙突はどうやら風呂場から出ているっぽい。最初は換気扇かとも思ったが、どうやらやっぱり煙突の役割を果たしているっぽい…

煙突にはびっくりしたが、風呂をちらっとのぞいてみた時に風呂釜発見。煙突はどうやら風呂を沸かすための機械なのだと納得。

「この煙突付きの沸かす機械使えれば、お風呂浸かれるジャン!!」と彼女と感動しておりました。笑

引っ越した古民家、お湯が出ない問題

数日後、家の掃除や引っ越しなどもあらかた終わり、始めてこの家でシャワーを浴びようということに。

そして服も脱ぎ、蛇口をひねり、お湯を出そうとしたんです。

すると、あれ…?

 

僕たちの知っているあれがない。

あの、赤と青の蛇口とか、温度調節できる蛇口とか…

あるのは絶対にお湯は出ないであろう見た目の蛇口が1つ。

 

終わった。笑

 

そう、この家の風呂、シャワーがついていないのです。

「え?シャワーなしでどうやって風呂入るの?」

これが20代前半の若造カップルの最初に思った感想です。笑

その日は無事、シャワーを浴びることはできませんでした。笑

動け、煙突湯沸かし器!!!

後日、なんとしても暖かいお湯を出したい2人は、風呂釜でお湯を沸かせるのかを試してみることに。

えらく年季の入った機械、みたこともない煙突…本当に使えるのかとても不安でした。

風呂釜の方にどうやらこの機械のスイッチはあるっぽい。でも何回ボタンを押しても反応はなし。

壊れてるのかと思ったが、ガス会社の方に聞いてみると、どうやらこれは電池式!!単一の電池で動くらしい。コンセントとかではないのね笑笑

新しい単一電池を設置してみて、風呂釜に水をためて、ボタンを押してみると…

 

お!ついたあああああ!!!!!!

 

ゴボゴボ言いながら水をすいこみ、上の穴からお湯が出る。すごい。こんなの見たことない。笑

でもこれで、お湯に浸かることはできる!!感動でした。笑

お湯は張れたけどシャワーはないまま

お湯の確保はできたけれど、問題はシャワーがないこと。

知り合いの主婦さんなどにこのことを話してみると、どうやらシャワーがないことは団地などでは割とある話らしく、桶でお湯をすくって入るらしい。

 

「まじいいい!?寒くないですか!?」とリアクションをとったら、そんなくらい我慢しろと笑われた。笑 ジェネレーションギャップを食らわせてやりました。笑

とりあえずしばらくは、お風呂をためてなんとか入ることに決めました。

古民家生活を完全に舐めてましたね。笑

 

桶で洗うの寒いから、早く夏、来ないかな…

古民家同棲カップル
テト
オンボロ古民家で彼女と同棲中の24歳駆け出し漫画家。築60年以上で10年以上空き家だった古民家を修繕しながら彼女と極貧生活をしております。
\ Follow me /